うさぎドック(うさぎの健康診断)

2015年01月31日

よく飼い主さんに「動物は飼ってるんですか?」と聞かれます。

うさぎを飼ってます。」と答えると、ほぼ、「え〜、意外!」と返ってきます。

我が家のうさぎのミロ君(オス)は間もなく9歳を迎えます。うさぎの平均的な寿命を越え、立派なおじいちゃんうさぎです。

ラビット うさぎ
〈病院のイスの下に隠れるの図〉

そんなミロ君。怪獣のような子供3人に囲まれようと、キャリーで移動中だろうと、動ずることなく、牧草をあくることなくむさぼり食べていますが、最近、初期白内障の徴候と、多飲多尿傾向が見られるようになったため、病院にて健康診断をしてみました。
(こういう時、一家に一人獣医さんがいると便利ですね ^^;)

うさぎの採血

その結果、血液検査などに問題はなく、

  • 初期段階の慢性腎臓病
  • 初期白内障

という結果になりました。

14歳を目指して頑張ります!

 

ちなみにうさぎのこういった採血などの健康診断をするべきか否かに関しては、そのうさぎさんの性格に左右されると思います。
草食動物は、被捕食動物ということもあり外部環境からのストレスに弱く、

  • 「病院」という環境ストレス
  •  保定のストレス
  •  採血など痛みによるストレス

こういったストレスをきっかけに体調を崩すおそれがあります。
うさぎを飼い始めたら、まずは生後3ヶ月までに必ず動物病院で食事に関するアドバイスを受けるようにしましょう。
その後は正しい食生活と体重管理を基本にして、体調(特に食欲と便)に異変を感じたらすぐに病院に行きましょう。

また、いざというときに「うさぎ」をちゃんと診察出来る獣医さんを調べておきましょう。診察しているからといって「うさぎ」をしっかり診ることができるとは限りません。
これは犬猫にも言えることではありますが、大病を患う前に信頼できる、かかりつけ病院を見つけることでご家族とペットの将来に大きな影響を与えるでしょう。