11月23日の診察に関してお知らせ

今週、23日土曜日は祝日(勤労感謝の日)ですので診察時間は9:00〜13:00午前の部のみですのでお気をつけ下さい。

午後休みだ〜〜〜、といきたいところですが、診察が終わり次第大きな手術をします。
全耳道切除および鼓室胞切開という手術で、耳の穴(耳道)を鼓膜や頭蓋骨の一部ごと取ってしまう手術です。

なんでそんな手術が必要になるかといいますと、耳道に腫瘍ができてしまったり、外耳炎がヒドすぎて耳が塞がってしまったりという場合が多いです。
ただし、非常に残念な事に、今回は飼い主さんがちゃんと外耳炎で通院していたにも関わらず、適切な治療がなされていなかったが為に両方の耳を取らなくてはならなくなったというわんちゃんです。
本来なら手術は必要なかったであろうことを考えるとやるせない気持ちになります。最初にうちを受診してくれていれば・・・と思うものの、3年前から治療していたという事で、まだうちが開院するずっと前。。。悔やんでもしょうがない!

こういう仕事をしていると、自分や家族の病院選びも大切だな思います。動物病院もまた然り。

私は名医ではないですが、良医でありたいと思います。
当院に辿り着いた方に、「巡り会えた」と言ってもらえるよう頑張ります。


橈骨尺骨骨折整復手術(猫)

昨日7日は休診日返上で手術を行いました。

5階から転落した猫さんです。

右前足の前腕(肘と手首の間)は2本の骨、橈骨と尺骨で構成されています。
昨日はこの右腕の2本の骨の骨折を手術しました。
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粉砕骨折しています。
「粉砕」骨折とは、骨が3つ以上に割れてしまった骨折をいいます。複雑骨折が紛らわしい言葉ですが、「複雑」骨折とは周囲の筋肉や皮膚を損傷して骨が外側に出てしまった骨折をさしますので、骨がグチャッと割れてしまったら粉砕骨折なのです。
こうなってしまっては、ギプス固定では治せません。

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手術後の写真です。橈骨に頑丈なプレート、尺骨にステンレスピンを打ち込んで整復しました。

一口にプレートといっても、幅と厚さは何mmか、長さは何㎝か、スクリュー(ネジ)を打ち込む穴は何個か、穴の配置は? などなど、骨折の状態に合わせて、動物の体格・体重を支えられるだけのものを選択しなければいけません。
最近では固定力が非常に強力なロッキングプレート(LCP)というプレートもよく用いられるようになりましたが、より高額な点がネックになるかもしれません。(ちなみに普通のプレート、スクリューなどでもいいお値段です。)

骨折の治療は手術だけで終わりではなく、手術後4〜6週間は安静にして、新しい骨がしっかりと出てくるのを待たなければなりません。

というわけで、皆さんも無事くっついてくれるよう、念を送っておいて下さい。

くっつけ〜〜〜。