骨盤骨折整復手術

骨盤の骨折の原因で最も多いのは交通事故です。以前はよく車にひかれた野良猫の骨盤骨折を診ることも多かったのですが、動物の交通事故自体が減ったので骨盤骨折を診る機会も減りました。

ところが先日、交通事故のわんちゃんが来院し、検査で5カ所の骨盤骨折と左股関節の脱臼が明らかになりました。
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状態安定後、プレート・ワイヤー固定、大腿骨頭切除を行いました。
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骨折の手術は、道具と人員が必須で、そこに経験とノウハウが結果を左右します。
これから道具を充実させ、経験とノウハウを積み上げていきたいと思います。

血の涙を流す思いで購入しておいた整形外科の道具(一部)たち。これらでも必要最低限の道具です。ですのでまだ基本的な整形外科手術しかできません。
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ちなみに整形外科の手術道具はあまりにも高価すぎて、はっきり言って病院の収益には直接つながりづらい手術といえます。割に合わないんですよね。。。(上の写真の道具の1つ1つもとんでもない金額です(-.-) )
でも飼い主さんにとってはかかりつけの病院で一通りのことができるというのは安心ではないでしょうか。

まだまだ人員も道具も不十分ですし、実施できる手術の難易度も高いとは言えませんが、日々精進してまいります。がんばるぞ~


日本動物高度医療センター(JARMeC)名古屋

今日のお昼は日本動物高度医療センターへ行ってきました。

先日当院に紹介来院したわんちゃんが悪性も考えられる口の中の腫瘍であったため、その日のうちにCT検査・治療などのために名古屋市天白区にある日本動物高度医療センター名古屋へ紹介し、翌日に受診して頂きました。
検査の結果左あごの手術を行うことになったので、その手術の様子を見させて頂くために訪問しました。

当院から15分ほど、大きく立派な建物に到着しました。

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もちろん2次診療施設(他院から紹介された動物のみを診察する施設)ですから設備も充実しています。

こちらの院長であり担当医でもあるF先生に初めてお会いしました。非常に気さくに親切に対応して頂き、手術の内容に関しても詳しく分かりやすく説明して頂けました。初めての場所で緊張しましたが、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

今や動物医療にも妥協をせず、より質の高い医療レベルを求める飼い主さんが増えています。
名古屋みらい動物病院・獣医師個人として目指すべくところは、中途半端にあれやこれやと行うのではなく、より質の高い1次診療のプロフェッショナルである、と再確認することができました。
そして2次診療のプロフェッショナルである施設と連携をとり、飼い主さんと苦しむ動物たちにより良い獣医療を提供できればと思います。

来週には当院でも骨折の整復手術の予定があります。ついに本格的に整形外科にも取り組んでいきます。
また後日にご報告したいと思います。

<補足>
「1次診療=簡単な診断治療」ではありませんし、「2次診療=高度医療」では必ずしもありません。
なぜなら知識さえあれば、ほとんどの病気が特別な器械や道具を必要とせず診断できるからです。
ですので2次診療施設とは、特別な器械や道具や設備、特殊なノウハウ、必要な人員などを備えた施設といえるかもしれません。
そういう意味では、うちが目指すのは「1.5次診療」なのかもしれませんね。


フェレットのワクチン

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本日開院してから初めてフェレットさんのワクチン接種を行いました。

そうです。当院の診察対象動物は「犬・猫・うさぎ・ハムスター」です。
ところがなんと当院開院日の最初の診察がフェレットさんだったという不思議な縁です。

なんでフェレットを診ないか?ですと?
色々理由はあります。(ちなみに勤務医時代は普通に診察していました。)

1番の理由は犬・猫の診察と同じレベルを期待されると難しいからです。次にフェレットは自分自身で飼ったことがありません。
つまり最高のパフォーマンスを発揮できないので、最高のパフォーマンスを発揮できる病院を受診して頂いた方が飼い主さんの利益になると考えていたからです。
でもこの周辺の動物病院はフェレットを診ていない病院が多くて、不便を感じている飼い主さんも多く、地域貢献ができればなぁと最近は思います。そのあたり了承頂ければ、爪切り、ワクチン、内科治療、異物摘出手術などはできますのでご相談下さい。

高齢になると高い確率でかかる副腎疾患・インスリノーマなどは、場合にもよりますが、他院へのご紹介になってしまうこともあると思います。

ちなみにワクチンは日本国内にはフェレット用ワクチンが存在しませんので、犬用の3種ワクチンを接種します。また、犬用3種ワクチンのなかでもフェレットにしっかりとした免疫がつきやすい京都微研の‘キャナイン3’を接種しますのでご安心下さい。
フィラリア予防薬もお出しできます。

そういえば先日東郷町の実家のあたりを車で信号待ちしている時に、巨大なイタチが目の前を歩いていきました。
オ〜、東郷田舎!

僕の育った実家の回りは目の前が畑、右は池、左は田んぼ、裏は森という大自然でした。キジは普通に歩いているし、蛇は地面にゴロゴロ転がっているし、通学路に野犬はいるしという環境。幼少期には蛍も飛んでいたことを覚えています。

三つ子の魂百までといいます。あの頃に戻りたいかというと、

いや、無理!(>_<)

蛇も虫も怖い今日この頃です。


ジュニアクラスはじめました

先日、3家族のわんちゃんが当院パピークラスのカリキュラムを無事修了しました。

おつかれさまでした。そしてありがとうございました。

参加者集まるのかな〜と不安いっぱいのなかスタートしましたが、それに反して7台分ある駐車場が足りなくなる事態。特に予想外だったのが、県外をはじめ、近隣の市区からわざわざ足を運んで頂けたことです。。。本当に感謝感謝です(TдT)

なんだかこう書くともうイベント終了みたいですが、いえいえ。そうなんです! 実は愛犬との生活はスタートしたばかりなんです!
生後半年を過ぎてくると、いわゆる「問題行動」が見られやすい時期になります。問題行動は飼い主さんの対応で悪化していくパターンが多いため、早い時期に対処することが必要です。また引き続き、社会に適応する練習を続けていくことはとても重要です。

そこで登場、ジュニアクラス! パピークラスと違い定員を3組としまして、より個別に質を高めた内容にしていきます。
詳しくは こちら

名古屋みらい動物病院のポリシーは、その場その時の対処はもちろん、生涯にわたる飼い主さんの愛犬との生活をサポートしていくことです。
今後ともごひいきにm(_ _)m
パピークラス風景

ちなみに、
パピークラスを修了した子には、パピークラス修了証を順次お送りしていきます。
どんなものかは届いてからのお楽しみで。大したものではないですが。